これから行われるセミナー・シンポジウム

熱中症予防対策に関するシンポジウム

 令和5年の気候変動適応法の改正により、「熱中症警戒アラート」が「熱中症警戒情報」として法律に位置づけられるとともに、より深刻な健康被害が発生しうる場合に備え、一段上の「熱中症特別警戒情報」が創設され、環境省は令和6年4月24日(水)から「熱中症特別警戒アラート」の運用を開始しました。また、自治体におけるクーリングシェルター(屋内冷房空間)の指定と運用、地域の普及啓発団体の活動促進なども行っています。熱中症対策推進事業を担当する環境再生保全機構(ERCA)は自治体職員のための講習会を開催しています。

 本学会は、ヒートアイランド現象を対象とした研究者・実務者等で構成されており、いわゆる「暑さ」を専門として研究成果や実践内容を報告し議論を進めてきた経緯があります。近年、熱中症患者が増加するなど、暑さに伴う健康影響などの社会生活における問題が顕在化する中で、これらの成果を広く発信することが必要な時代となっています。

 そこで、「暑さ」のプロ集団として、環境省やERCAの取組みとは少し異なる視点から夏の暑さ、熱中症などの熱ストレスの問題に対して、対策を提案するためのシンポジウムを開催します。お誘い合わせのうえ、参加を検討頂ければ幸いです。

 

開催日時: 2024年7月30日(火)15:00~17:30
開催場所: ZoomによるWEB配信
参加費 無料
申込方法 下記の「参加登録」より申し込み下さい。
申込締切 2024年7月30日(火)15:00

 

 

参加登録

参加登録はこちら

 

 

オンライン講演会場 ログイン

 

オンライン講演会場はこちら

 

 

スケジュール

 ※演題名・講演者・講演順は変更になる場合があります。

15:00~15:05 趣旨説明 竹林英樹(神戸大学)
15:05~15:25 基調講演「熱中症対策推進事業の紹介(仮)」 (環境再生保全機構)
15:25~15:45 講演1「暑さの現状や要因、暑さ指数について」 日下博幸(筑波大学)
15:45~16:05 講演2「まちなかにおける暑さ対策」 浅輪貴史(東京工業大学)
16:05~16:25 講演3「神戸市における暑さ対策実践例」 竹林英樹(神戸大学)
16:25~17:25 ディスカッション 三坂育正(武蔵野大学)、上記講演者
17:25~17:30 まとめ 日下博幸(筑波大学)

講演内容の動画は学会HPから会員限定で閲覧可能とします。自治体の皆様には協賛会員(年会費無料)になって頂ければ閲覧可能です。