熱中症予防対策に関するシンポジウムその3 (イベント会場などにおける対策)

 本学会は、ヒートアイランド現象を対象とした研究者・実務者等で構成されており、いわゆる「暑さ」を専門として研究成果や実践内容を報告し議論を進めてきた経緯があります。近年、熱中症患者が増加するなど、暑さに伴う健康影響などの社会生活における問題が顕在化する中で、これらの成果を広く発信することが必要な時代となっています。
 そこで、「暑さ」のプロ集団として、夏の暑さ、熱中症などの熱ストレスの問題に対して、対策を提案するための「熱中症予防対策に関するシンポジウム」を2024年7月30日に開催し、100名を超える皆様に参加頂き活発な議論が行われました。さらに2025年6月11日に個人でできる対策に議論を拡張して2回目のシンポジウム開催し、90名を超える皆様に参加頂き対策の実践に向けて議論が行われました。
 今回は、3回目のシンポジウムとして、これまでの「まちなか」や「個人」から「イベント会場など」に対象を移し、外部空間で開催されるイベントの参加者、順番待ちの人々、休憩場所や移動経路の利用者などの暑さ対策を想定して、暑さを緩和する空間の整備方法、利用者の状況に応じた暑さ対策の実践方法、個人レベルでの対策を誘導する方策などについて、計画段階だけでなく運営段階における対策も合わせて議論する機会を設定しました。
 2027年には横浜で国際園芸博覧会の開催が予定されており、暑さ対策についても検討が進められています。博覧会協会では「GREEN×EXPO 2027 リフィル・サーキュラー共創プロジェクト」を立ち上げ、給水スポットを整備して暑さ対策を行うとともに、リフィル(詰め替え)文化のレガシー化、輸送負荷と容器廃棄の削減による脱炭素化を進められる予定です。今回は、学会内外で博覧会会場の暑さ対策に関心をお持ちの皆様にゲスト参加をお願いし、博覧会会場の暑さ対策の実践を通してイベント会場などにおける暑さ対策について議論したいと考えています。

 

開催日時: 2026年7月15日(水) 15:00~17:30
開催場所: オンラインでの開催
参加費 無料 <学会員でない方もご参加いただけます>
申込方法 下記の「参加登録」よりお申し込み下さい。
申込締切 2026年7月15日(水) 15:00

 

 

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スケジュール

 ※演題名・講演者・講演順は変更になる場合があります。

15:00~15:05 趣旨説明 竹林英樹(神戸大学)
15:05~15:20 横浜国際園芸博覧会における暑さ対策 国際園芸博覧会協会
15:20~15:35 日本ヒートアイランド学会の取組の紹介 竹林英樹(神戸大学)
15:35~15:50 環境省・国立環境研究所より 岡和孝(国立環境研究所)
15:50~16:05 SIPより 中大窪千晶(佐賀大学)
16:05~16:15 植物による熱中症対策ー短期間での緑被を検討するー 藤田茂(緑花技研)
16:15~16:25 行政分野より 横浜市環境創造局環境科学研究所
16:25~17:25 パネルディスカッション コーディネーター:三坂育正(武蔵野大学)、話題提供者
17:25~17:30 まとめ 浅輪貴史(東京科学大学)